書けない、書けない。

雑記

 なんだか最近、パソコンの前に座ってキーボードを叩いてみても、良いものが書けません。前に神奈川文芸賞に応募した時の作品は良いものでしたが、それを書いてからおよそ一ヶ月も経ち、その中でいくつもの作品に取り掛かろうとして玉砕してきました。

全てボツです。

どうして書けないのか、自分でもわかりません。逆に、どうしてあの時書けたのか、それもわかりません。自分の得意の方向性があり、そこに対してコミットすればいいのもわかっているのですが、そのある種の「書く」ということへの全能感みたいなものが一ミリも湧いてきません。これは本当に不思議なものです。

しかし少しだけなら思い当たる節があります。

今、特別自分がうつ状態のようなかたちではなく、現実的な意味での活路のようなものを見出しつつあるということではないでしょうか。

つまり、細々とした問題は抱えつつも、真剣に「頭」ではなく「心」が支配されるような問題を抱えていないということです。そして将来への閉塞感も少し弱まりつつある。

これは精神衛生上の話や社会生活という観点での話をするなら、非常に良い傾向と言えるのでしょうが、こんなことでは何か良いものが書けるとは思えません。

活路を見出せないところに芸術という方向性における活路がある、そういうことなのかもしれません。

ひいてはこの問題が悩みの種になりそうではありますが……。

でも、それでも私はまともな人間にはなりたくありません。まともでなくて良いから素敵なもの書きになりたいのです。

だから書けないということがすごく怖い。もう二度と書けないかもしれないと思うし、「風立ちぬ」でいうところの「創造的人生の持ち時間十年」を無駄遣いしているような気分にもなります。

とても怖いです。

何かこの現象の理由がわかる人や、共感してくれる方、応援してくださっている方がいれば、ぜひコメントでもください。それを心の支えにして、どうにか文章を書き続けたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました