夏の魔力が強すぎる!魔界すぎる!限界だ!

雑記

はあ……。すぅ……。はあ…………。

十分に一度くらいのペースでこんなことをしないと正常な神経でいられない。

この夏は、特に夜、変な気が充満している。うまく呼吸ができないし、うまく喋ることもできない。メイクはなぜか濃くなるし、濃くなった分暑さに乗じて崩れたりもする。

これが後一ヶ月も続くなんて、到底耐えられそうにありません!!!泣

その関係なのか、心底心が不安定でありまして、どうにもふわふわとしているような気がします。内臓が全て5ミリほど上に上がり、重力をまともに受けていないようなそういう感覚です。

私は今そんな妙な感覚の中に生きており、常にピアノの発表会の直前のような、マラソン大会の十分前のような、そんな不安定さが体に染み付いて離れないのです。

それもそのトリガーは何か不確かな魔力によるものなので、私にはどうすることもできず、ただ常に落ち着かないというただそれだけのことなので私はこれが後一ヶ月も続くと思うと恐ろしくてたまらないのです。

ブログを書くときは私の観念をぶちまけているに過ぎないので、比較的流暢に言葉が出てくるのですが、作品となるとうまく言葉が出てこなくなってしまいました。

現実の問題と、このなんとも表現し難い不気味な不安定さがまとわりついて、私からきれいな言葉を生み出すのにコストがかかり過ぎてしまうのです。

多分、誰にも何にも期待しないそのスタンスが崩れているのです。理性の破壊によって、そういう風になってしまっているのです。

そして同時に、その夏の魔力が私に特殊な波動のようなものを送っていて、そのせいで頭がおかしくなっていくような感じがするのです。そして私の視野は極端に狭くなり、世界の解像度が粗くなります。そして失敗が増え、その失敗の大きさやあるいは小ささもはっきりと捉えられなくなるので、予期不安が倍増し、さらに状況を悪くしているのです。

私はその奇妙な夏を目の前に、どうにも生きていけなくなりつつあります。私の唯一の武器であるコトバは魔力にやられてその力を弱め、まるで生きていくだけで精一杯なのです。

あるべきものがなくて、要らないもので溢れているような。

パズルのピースが多過ぎて不要なものが出現するはずが、何が必要で何が不要かまるでわからず、まるで全てが必要で且つ不要であるようにも見えてくるという大矛盾がそこには生まれる。

私はそれでも私の頭を心を感性を信じて何かコトバを紡ごうとするけれど、そこには何も生まれず、私はさらに頭を抱えてしまうのです。ほら、今「頭」と云った。頭で書いてはならないのだということすら忘れきって、頭を回転させているのだ。丸切り無意味である。

であるからして、記憶をそのまま文字起こししたらそれは至極真っ当でつまらない。けれど何か書きたいことが私の中に宿っている。

私は今日も深呼吸をしてバイトに向かい、ヘトヘトになりながら電車でこんな具にもつかない駄文を並べ立てている。

本当に天才だったらよかったのになあ。

ここまで読んでくれた方には十分伝わっていると思うけれど今はとにかく、夏が怖い。

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