自分がひどく怠惰であることとそこからの抜け出すためのささやかな試みについて

雑記

 最近気がついたことがあります。自分がどうしようもなく怠惰な人間であるということです。自己認識というのは増やせるのなら多いほうが良いですし、例えそれがマイナスの自己認識であってもそれはそこにあるべき自認という工程なのです。

何への工程かといいますと、それは間違いなく私の場合創作であって、そのためにはある程度自分がどういう人間なのかということを考えることが必要になってきます。

しかし今回の自己認識は、流石に具体的施策を必要とする内容だろうと判断したので、真面目に向き合いたいと思います。この場を借りて。いや、「かからいすという朴訥な女が作家になるまで」というこの場を作ったのは私なのだから好きなようにすればいいか。とにかく少々真面目に考えます。

まずは最近、周囲の人々を見ていてあることに気づいたのです。

周りの人たちの一日が妙に長い。

一日にしていることの量が桁違いである、ということです。

私は昼夜逆転しているのでその辺りのことも加味するとよりそう見えますが、それにしても私は何もしていない時間が多い。正確には、何も生産せずに考え込んでいる時間が長すぎるといったところでしょうか。

コーヒーを飲んで、シーシャを吸って、何か書こうと思う。しかしコーヒーやシーシャを目の前にしてから、パソコンのキーボードに辿り着くまでが長い。

そこまでの間、コーヒーやシーシャの味を楽しみながらぼうっとどうでもいいことを考えているのです。「あの置物いいな……」とか「照明の具合がなんとなくこの間観た映画のあのシーンに似てる……」とか「あのカップルはどんな感じで出会ったのかな……」とか……。それで時々その「考えたこと」たちの一部をツイートしてみたり。

あとは起きてから行動するまでがすごく長い。私は低血圧でもあるので、寝起きはおそらく人より苦労するのだけれど、それにしても長い。ぼうっとしたり、短編や『風の歌を聴け』をなんとなく開いてみたり、Twitterをみたりしています。いよいよまずいと思って起き出すけれど、その後も工程と工程の間に謎の時間が生まれます。

自分でもまずいと思って少しだけ、耐えられるだけ、ルールをつくりました。

まず、「書く日」と「書かない日」の差ができてしまわないように、書くことを習慣化することです。

まず一日の初めに一時間必ず文章を書く。それが終わったらあとはなんでも良い。

そう思うと、私のような怠惰人間は、一時間でいいならとりあえずやろう!という思考になります。しかし一時間経つとおそらく八割型軌道に乗ってくるので、「今いいところだからもう少し書きたいな」と調子が出てきます。ここまできたらこっちのものです。あとは結構何時間でも書けます。

受験の時に比べて自分の扱いも上手くなったなあ……。これを始めてから毎日文章が書けています。

しかしとにかく休学した今、やるべきことは原稿だけです。

シンプルになった分、時間を無駄にしないようにしたいから、毎日毎日しっかり書きます。そして自分の好きなことをして興味のある相手と話をして色々なところに行って、若い自分にとっての世界の見え方をちゃんと記録して感じておくことが大事です。

怠惰であることは結構大きな十字架的性質であるけれど、毎日に何かしらの意味を持たせて、ちゃんと生きていこう……。

今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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