先日友達と一緒に「ブラック・フォン」という映画を観ました。
ホラー映画のカテゴリーに属するものを劇場で観たのは初めてでしたが、なかなかに迫力があり、ついつい少し体を動かしてしまうこともありました(笑)
こちらは公開中の映画ですので、あえてネタバレはせずに、どのような映画でどの程度期待ができるかということを中心に述べていきたいと思います。
この映画はスリラーとホラーの掛け合わせのような作品となっており、二重の意味での怖さが味わえます。
まず初めにこの映画に対する評価を、マックス値十として表明しておこうと思います。それはズバリ……六!!!
面白かったのですが、少し辛口。(笑)
まずよかった点。ホラー要素の描き方の一つとして、「あ、ここでくる」と予想するタイミングではなく、あえて全く予想だにしないタイミングで幽霊が出現するというところです。そのおかげでことでなおさらホラーを感じることができました。
そして、本題に入るまでの間がとてもスムーズな展開でスリルを感じるもので、よくできている点です。
本題に入るまでの前置きに力が入っていないと、なんだか嘘くさく感じて冷めた目で観てしまうことになるため、この前置きはなかなか重要です。今回この作品ではその前置きを見て私は作者のやる気と熱意を感じました。この映画を単なる怖がらせホラーではなく確固としたひとつの物語を書こうとしているという熱意です。
もう一つ良かった点は、主人公の監禁された環境や妹の見る予知夢のようなものの描写が凝っており、スリラー要素をより引き立ててくれていたと感じられる点です。
映像に嘘っぽさやミスマッチ感が全くありませんでした。
次によくなかった点をぼちぼち話していこうと思います。
あまりよくなかったのはズバリ終わり方です。終わり方というより、このお話の解決の仕方というところでしょうか。
軽くあらすじを紹介しておくと、このお話は男の子の主人公の街で次々に子供の誘拐・失踪事件が起こり、ついに主人公も攫われてしまうところから始まります。彼は監禁された部屋にある回線の切れた黒電話にかかってくる死者たちからの電話をとり、彼らのアドバイスを参考にしながら部屋からの脱出を試みるといった流れでお話が展開されています。その中でホラー要素、スリラー要素、また妹の夢などといった要素が散見されるといった作品になっています。
この、事件の回収のされ方なのですが、私には少々出来すぎているように感じられてしまったのです。
二時間という制限時間もありますし、なかなか難しいところもあったのでしょうが、私のような天邪鬼には少しだけ物足りないでしょう(笑)
私は終わり方重視タイプなので、それで少し辛口評価にしてみました(笑)
しかし全体通してみるとかなり良い作品となっていることには間違いないと思いますので期待して観に行って良いと思いますよ!
それにしても、たまにはサブスクではなく劇場で映画を観るというのは良いですね♪( ´▽`)
最近は暑いですし、デートやお出かけで映画館に行ってみても素敵だと思います-_-b
それでは今回も、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!
(私は未読ですが、映画の原作リンクはこちら↓)
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