黒崎茶豆を初めて食べる。

雑記

 このブログのアフィリエイト方面の手伝いをしてくれているS氏は新潟県の出身で、時々新潟ソウルフードが送られてくるので一緒に食べるのですが、中でもこれは格別であったので記しておこうかと思います。

黒崎茶豆。もはや枝豆という名前でもない。

色や形は全くもって普通の枝豆と同じように見えます。緑色で、大きさもそれほど大きくはない。

夏の空を窓越しに見ながら、優しい風を想像し、花火でも始まりそうな予感がする。そしてそこには黒崎茶豆。どうにも夏です。

緑色が夏らしくてついそんなことを考えてしまいます。

それはさておき、黒崎茶豆を食べてみることに。

少々硬めに茹でたのか硬さの残る食感で、自然の、本当に極まりに極まった茶豆の味が鼻に抜けて、まるで普通の枝豆とは違うもののような気さえしました。

素晴らしい。

プレミア的商品なのだろうとは思いますが、なんだかとても自然の飾らない味がしてよりストレートで純粋な夏が感じられるような気がしました。

そういう感じ方をできるような食べ物は近年あまりないように思います。美味しいけれど現世利益的な、すごく現実的な感じがするものが多い気がするのです。

もっと自然で純粋で優しい味。季節を感じられて自分というもののルーツが見えてくるようなそんな食べ物を、それと合った季節に食す。

そうしたことを取り入れたらもっと多面的に、深く、季節のことも自分のルーツのことも体感としてわかっていけるような気がする。

黒崎茶豆を食べてそんな風に思った夏の日でした。

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