群像新人賞に応募し終える。

雑記

 憧れの群像新人賞。

私がそのレベルの作品を「書けている」と堂々と言えるかというとまだその段階には達していないのかもしれませんが、「群像新人賞」に向けた作品を書こうと思うことがそもそも自己啓発のひとつであると思うのです。

私は半年以上の年月を経てこの度無事に小説を応募したわけですが、これはなかなかに面白いことに、爆発的なものが書けるでもないのですがおそらく緩やかに進歩していることが私にはわかるのです。

言葉の言い回し、舞台設定をなるべくリアルに描くこと………。

そういったスキルあるいは感覚を掴むことはおそらく書き続けることによってのみ達成されると思うのです。

また、「群像新人賞」という大きな目標が輝かしい故に、それを意識しながら書いていると自分の無力さを痛感するのです。

それをどこかで感じ取るとたまらなく苦しくなって、どこか憂いのようなものまで出てきます。

何か暗い渦が巻き、それがプロットになっていきます。

だから不思議と次に書きたい作品もすでにあるのです。

100パーセントフィクションで現実のことを書いていないから逆に数奇な物語が書けないのかとも考え、もしかするとノンフィクションの要素がうまく散りばめられていることが面白い文章を体系作ることに一役買うのではないかと考えられたわけです。

そして私は見聞きしたことや実際の自らの体験を通して文章を書くのも悪くないという結論を得たのです。

そして今回、この群像新人賞に応募したわけですが、昨年さまざまな新人賞に応募していたため時間がなく、群像新人賞について考える時間が足りていなかったようにも思えます。

半年あまりでプロット作成から初め、最終的に六万字程度を書いたので、確かに思考時間がしごく短かったようには思われます。

昨年度はこの群像新人賞が終わると、三月に二つも新人賞があり、そのために同じ規模の作品を二作品書いたのです。かなりスケジュールとしては厳しかったように思います。

ですから、今回は出すとしても三月の分を一つに減らし、そして群像新人賞優先で物事を考えるようにしようと思っております♪( ´▽`)

とにかく無事作品も提出することができ、実際群像のことを考えて書いたので初めに書いたとおり、ある種の自己啓発的取り組みになったと思います。

少し休んでまたプロットを書き始めます。もうすでに書くこと自体が人生の指針のようなところもあるし、変な話ですが自分にとっての「人生のバイブル」を自分で作りたいとも思っている節があるのだと思います。

とにかく書き続けること。このことにもし疲れたり挫折感の影を見たら現時点でのバイブルとも言えるであろう「風の歌を聴け」でも読み、さらに文章について思いを巡らせようと思います。

そしてまたきっと歩き始めます。

それでは今回はこんなところで。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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