文学フリマ東京36(5/21開催)ありがとうございました!

雑記

こんにちは。文学フリマ東京36おつかれさまでした!なんと先日の文学フリマ、史上最高の入場者数をマークしたようです。会場でそのことを伝えるアナウンスが流れ、その場で全体から拍手が巻き起こっておりました。

そんな記念すべき会場で初の出店を果たせてよかったです!

何はともあれ、私のブースに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。伝えきれないくらいに、嬉しかったです。

今回この記事ではその文学フリマへの出店によって考えたこと、またその手順、感想、これからの意気込みや活動計画等について書いていきたいと思います。

1、文学フリマにて販売した作品とその制作について

2、文学フリマ初出店の感想!

3、これからの活動について

1、文学フリマにて販売した作品とその制作について

 今回、文学フリマ初出店であったわけですが、そこで制作したのは以下の写真の作品です!(手順を調べてAmazon Kindle等でも販売したいと考えています!また、11月の文学フリマで再販する予定です!)

こちらは(ご存じの方も多いと思いますが)『二十一』というタイトルのついた短編集となっていて、書き下ろしが三遍、以前より執筆そして公開しておりました作品に手直しを加えたものが二篇、の五つから構成されています。

タイトルは今の私の年齢が由来でありまして、この若さというのは未熟さだけではなく避けがたい有限性も孕んでいることから、若さを持つ(むしろ若さしか持っていない)私に書けるものを残したいという思いを込めたものになっています。

若い時間を生きる私の感性の記録のようなものです。

この制作には(以前より執筆済みの作品も含まれているので)どのくらい期間が掛かっているかということははかりにくいのですが、およそ半年弱といったところでしょうか。そしてその半年弱の期間の間には新潮新人賞の原稿の準備期間も含まれていますので、その半分といっても良いくらいです。

そのくらいの期間をぐっと集中してこの作品にかけることを決意し遂行して、そしてこの作品を書き上げました。

そして納期二週間前。やっと表紙の制作に取り掛かり始めました!!(遅い!!)

表紙は全てiPadに手書きで書き、背表紙と裏表紙はPC上で編集しました。

なんとか仕上げた第一作。愛着がすごいです。

2、文学フリマ初出店の感想!

 文学フリマにて私が得たものはまさに、微かな自信!そして、自分の性質への新たな自認。(なんだか韻を踏んでいるみたいになってしまいました)

 私は今まで、休学という選択肢をとって作品を書き、実家も飛び出て、自由奔放で忍耐力のない人生を歩んできたとそう思っていたけれど、それを褒めてくれる人が結構いたりして。

なかなか人にはできないことをしている、という評価をくれる人が多かったのです。

また、作品のコンセプト自体も斬新だと誉めてくる方が多くて。

私は私にしかできない生き方をして、私にしか書けない文章を生み出す、という自分自身の創作活動の目指す方向性のようなものを全肯定され、そこに裏付けが付与されるという、貴重でかつ重大な経験ができたのではないかと思うわけです。

それによって私は、「とりあえず今のところこれで合っているのだ」という自信が生まれ(これは自己肯定感の低い私にとっては非常に重要な感覚である)、なんとか今後の創作活動にも前向きになれると思うのです。

また11月11日に開催される文学フリマ東京に出店しますが、その時までの創作活動へのエネルギーも湧き上がってくるというわけです。

また10月には群像新人賞もありますから、それに向けた創作にもより精を出せるようになったのではないかと思えたのです。

文学フリマを通して、私はさらにこの活動に生きようと思えました。両親も本を読んでくれたのですが、堅物だった彼ら(特に父)も、「これだけ書けたらそれは大学にも行かなくなるはずだ」となかなかの評価をしてくれて、結構嬉しかったのでした。とにかく今回は初めての製本そして販売であったわけですがそれなりに成功したと言えるのではないかという結論です。

みなさん本当にありがとう……。

3、これからの活動について

 

 さて、これからの活動ですが、半年の間にやるべきことは実は決まっています!そしてとてもシンプル。

・10月15日締め切りの群像新人賞の原稿を書くこと

・11月11日開催の文学フリマ東京37用の原稿を書くこと

半年、と考えるといささか多めなタスクではありますが、やるべきことはとってもシンプル。ただ書くだけです。

しかしこの半年は大学も休んでいるので、ここぞとばかりに本を読み、映画などを見るといったインプットにも時間を使いたいと考えているので、多方面に頑張っていきたいと思っています。

応援してくださっている方がいることを初めてはっきりと認知できて、私もなかなか本気モードです!

これからしっかりと創作と創作者としての自分に向き合っていきたいと思っています。

それでは今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

コメント

  1. 辻島慎一 より:

    文フリお疲れ様でしたーー!!!

    いつもかからいすさんのブログにとても勇気を貰っていて、だからこそ直接会えてとても感激しました!

    かからいすさんにしか書けない世界がもっと多くの人に読まれ共感されることを願っています!

    「二十一」、とても大切に読ませてもらいますね!

    • わあ、コメント返信遅れて申し訳ないです!!

      ありがとうございます……!!!( ; ; )私のブログが支えになっているならとても嬉しいです、その言葉に私も勇気をもらいました!

      ありがとうございます!!!これからも描き続けようと思います。