クリープハイプばかり聴く、疲れたこの頃

雑記

知らない間にクリープハイプがとっても好きになっていました。クリープハイプのファンとかクリープハイプのことをよく知っているとか、そういうのはまだ差し出がましくて言えないけれど、好きであることに間違いはないのではないかと思います。

最近よく聴くラインナップはこんな感じ。

・月の逆襲

・ナイトオンザプラネット

・手と手

・寝癖

・左耳

・コンビニララバイ

・チロルとポルノ

・5%

仕事終わりの朝方の電車でこれを聴くのが日課です。

やっぱり自分の中に、ロマンへの憧れみたいなものがあり、その時の気持ちが的確かつシニカルな言葉で表された歌詞に心を打たれるのだと思うのです。

それに、なんでもないことを綺麗に綺麗に描くことのできるクリープハイプの歌は、少しだけ村上春樹の感性にも通ずるところがある気がしています。

まず、現段階で一番好きな曲である「ナイトオンザプラネット」ですがこれはいうまでもなくあの洋画「ナイトオンザプラネット」は題材になっていますね。そして村上春樹の映画「ドライブマイカー」もおそらくこの要素が含まれているのです。

「ドライブマイカー」の映画の中でのみさき(タクシードライバー)の雰囲気はなんとも「ナイトオンザプラネット」のウィノナライダーに似ています。

また、映画「ナイトオンザプラネット」にはなんでもないことを一つの夜にタバコや断片的な会話を介して描いていく、そういう芸術性が見られます。

村上春樹の特に初期の素敵な小説たちには、同じような美しさが見られる気がするのです。

そしてこのナイトオンザプラネットの歌詞にも共通する部分がある。

私はこういう感性が好きです。ナイトオンザプラネットだけでなく、クリープハイプはこういった素敵な感性を持ちそして素敵な曲に乗せることができる数少ないアーティストなのではないかと思うのです。

最近の私が多忙の中でかろうじて感受性を失わず、生きていけるのは彼らの音楽があるからであるような気がします。

私が私の感性を失わずにいることが私の生きる意味だから、そこにエネルギーを与えてくれているクリープハイプは私にとっては命の恩人なのかも(笑)

私は小説を書くことに縛り付けられているようで、小説を書くことが私の必然であって、それがなくなったらただの二十歳。それは怖い。

だから不安障害の薬も飲めないし、いろんなことを怖がっている。

とりあえず少し寝ます。5%でも聴きながら寝ようかな。おやすみなさい。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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