朝の電車。人混みの10時ごろ。

雑記

朝、というのが、とりわけ8時から11時ごろが、病的に嫌いです。

あの偽善のような太陽の光と、何かに動かされてのぼりの電車に敷き詰められるように揺られる人々。生き生きとしたビル。これから一日やり遂げなくてはいけないという類の不安。

私はこんな明るい陽の光の下を歩けるほど真っ当ではないのだという気分になるし、一日やりきれる保証もないのに皆街に出てビルは動いて、まったく意味がわからないと、そうおもう。

私は早朝と、やはり夜が好きです。

早朝は現実的でないから好きですが、すぐに8時などにはなってしまうのでやはり一番は夜が好きかもしれません。夜はなかなか明けないし、明けてしまっても非現実的な鋭い空気を全身に浴びたら、そのまま寝てしまえば大嫌いな朝から昼を無視することができます。

しかし大学などがあってそううまくもいかないときはすごく自己嫌悪に陥ります。私は多くの人のようにこの陽射しに何も感じないわけではなくまたむしろ厭っているのにも関わらず、誰かに言われてあるいは社会的制度の何かに迫られてここにいるのだと思うと自分に嫌気がさすのです。それなら全部捨てて仕舞えばいいだろう?いったい、私はどこまで行ったら自由に、自分の力をもって生きていけるのだろう?

私は春のこのもやもやとした中に夏への意思を感じると、どうしてもこのままどこかまでいってしまいたいと思います。乗り換えもせずただぼんやりと眠りこけたりしながら電車に揺られてどこかずっと遠くの海や山まで。

しかし私は二限の大学に向かうのです。雑踏の中をかき分けながら。

この行為にいったい何の意味があるというのでしょう。ただ座ってそんなに面白くもないような話を聞いて、メモなんかを取り、昨日なんかそれに七時間半も費やしている。私は何を目指しているのか自分でも時々意味がわからないな、と思います。

また一日休みがあって明日も学校か。気が滅入る。

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