かからいすと申します。本当は珈々らいすという字を書きます。小説を書くときのペンネームにしている名前です。
Twitterでフォロワーさんが1000人を超えたので一つの節目みたいな気もしますし、そもそもブログをはじめてそろそろ二年になるということでそろそろこのブログのあり方や毛色も定まってきましたので、方針や性質について書いておこうかと考えた次第です。
また、同時に私という人間についても少し話しておこうかと考えましたので、ここで二つの見出しに沿って文章を書いていこうと思います。
珈々らいすという木訥な女について
「かからいすという朴訥な女が作家になるまで」という奇妙な名前のブログですが、まずこの「かからいすという朴訥な女」とは何なのか。
自分でもはっきりとこういう人間だ、ということは難しいのですが、一言で言うと、「いささか考えすぎる自由人」といったところでしょうか。
第一に私は物理的にも観念的にも尋常でなくマイペースなので、自分のペースがありそして自分の考え方があります。それは社会的な時間感覚に反いたり道徳のようなところから逸れた考え方につながることもあります。（当然犯罪などにはつながらないけれど、少し社会不適合てきなところがあるということです）
ですから、正義とされることや道徳に対して「それは違うのではないか？」という意見をこの場で表明することもあるというわけです。
また、色々とのんびり時間をかけて深く考えたり悩んだりすることもしばしばあります。そこに時間とパワーを多く使うため、要領は悪いのですが、そういう性質をこうしたブログなどにおいては役立てられるのではないかと思ってもいます。書くネタには困りませんし、もしかしたら、同じ考えを持っているけれど社会の中で生きづらいのだという人の役に立つかもしれないですからね。
そして、私はブログタイトルにもあるように作家を目指しています。私の性質を鑑みるに、他に向いていそうなことも思いつかないし何よりそれが唯一私自身をこの世界に対する絶望から救える手立てであるように思えるからです。
ですから、もし作家を目指した挙句色々なものを喪失し安定への道も途絶えてしまったとしてそれはそれで構わないと思っているのです。その時はその夢のようなものと心中すればいいと思うわけです。
結局追わなくても、追った挙句叶わなくてもおわりですからね。
とにかくかからいすとはそういう人間であるわけです。他にもなんとなく言語化できていない部分があるような気もしますが、それはそれで作品に変えたりあるいはミステリアスな部分として保持したりしてみようかと思います。
また余談ですが、私は恐ろしく遅読で読んだ本の冊数は多くありませんが、それでも挙げられる好きな作家は村上春樹です。
また絶賛している本は『風の歌を聴け』とこちらは高橋源一郎の『さようなら、ギャングたち』です。（この記事の末尾に一応アマゾンリンクを貼っておきます。）
この二冊の解釈記事は数記事に及んでいて大変気合を入れたように記憶しています。（これも一応末尾に貼っておきます。）
「かからいすという朴訥な女が作家になるまで」というブログについて
このブログはその名の通り私が作家になる目標を叶えるその軌跡みたいなものを記録していくといったスタイルで開設したものです。
賞に落選した作品を載せ、歌や映画そして本などの文化物に対する考察や感想を書く、そういった営みを行う場であるということです。またこの頃は日々考えていることやその生活の実態を雑記という形で書いてもいます。
これにはいうまでもなく文章の上達、言語化の精度向上のためという側面もありますが、それ以前に「作家になるまで」の軌跡を描くために今を記録するのは必要なことだろうと考えたという背景もあります。
そんな雑記を書いていくうちに、一つの性質を導きました。おそらく私は結構荒んでいてそんな人間から生み出されたこのブログもいうまでもなく荒んでいると。
何事にも少しうがった見方をしてしまうのでしょう。しかし先ほど述べたように私はそもそも世の中に根本から絶望しているところがあるのでこうした見方になるのは当然のことなのです。また、多くの作家や芸術家にはこうしたところがあるのではないでしょうか。そうでなくすべてを肯定的にみられたらそれは何かを表現する必要すら感じないと思うからです。
苦しみから芸術は生まれうるように私には思われるのです。
とにかくこのブログはそんなちょっとしたアイロニーを含む文章の集積みたいなものなのです。
ですからそのようなものであるという前提をご理解いただき、読んでいただければと思います。
また引き続き、このブログに関してTwitterにご意見ご感想などのコメントをお書きいただければ嬉しいなと思っております。少なくとも現段階では全てに返信をしているのでお気軽になんでも書き込んでください。
おわりに
私がどのような人間でどんなブログを書いているかということに関してざっとまとめてみました。また何かの節目に、変わったスタンスがあれば改めて書こうと思いますが、およそここに書いたような要領でやっていくと思います。
ぜひTwitter上でたくさん絡んでいただければと思います。また、トイレの最中、通勤通学、コーヒータイム、そうしたお時間のある時にでも気が向いた時にブログを見ていただければと思います。一日か二日に一度は更新するようにしているので飽きは来ないはず……。
ひとまず、今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
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